あるアニメと同じハマり方をしてしまったジャニーズのお話。

タイトルだけ読むとアニオタがジャニーズにハマった話のように見えるかもしれないのですが、そうでもありません。

私は元々ジャニーズのあるグループが大好きで、今でもFCに入っていて応援して10年が経ちました。

アイドルにハマった1.2年後くらいにちゃんとアニメにハマって色々見るようになりました。

自分史におけるアニメでターニングポイントのような作品はいくつかありますが、中でも生涯忘れることはないだろうと思う作品は

美男高校地球防衛部HAPPY KISS』 です。

もしかしたら知らない人もいるかもしれない。
でも、個人的には全人類に勧めたいくらい大好きな作品です。受け入れることさえ出来れば絶対にHAPPYになれる。タイトル通りの作品です。(KISSの部分は一旦端に置いておいて下さい。)

私がこの作品に出会ったきっかけは、『美男高校地球防衛部』シリーズの1作目である『美男高校地球防衛部LOVE』にあります。
男性版プリキュア・豪華声優陣のモブ・トンチキ展開・足湯のように深い主題歌……。
ネタにしか聞こえない文言のオンパレードに惹かれて暇潰し程度に見ました。

結果:防衛部が大好きになってしまった。

そんな大好きな美男高校地球防衛部LOVEに対して、ずっと心残りがありました。
それが 金銭的な余裕 でした。
防衛部LOVEにハマった当時の自分には、自分自身が自由に使えるお金が今よりもずっと限られていました。(アイドルに関しては親もファンだったので金銭負担が軽減されてました)

円盤を買ってみたい。自分でイベントに応募して行ってみたい。
そんな想いを抱えて、自分の現状と照らし合わせて諦めて……。
それが、LOVEシリーズが展開されていた当時の自分でした。

そして、時が流れ。発表された新シリーズが『美男高校地球防衛部HAPPY KISS』でした。
前のシリーズが終わってしまう寂しさはもちろんありましたが、新シリーズの始動で初回特番と第1話を見て
やっぱり防衛部が好きだ って思いました。

HAPPY KISSを好きになった当初は
「LOVEの時には満足に出来なかった応援をHAPPY KISSにしてシリーズに貰った愛の恩返しをしたい!」
そんな思いで応援していました。

幸い、HAPPY KISSが放送された時期には、個人的に自由に使える時間もお金も増えていたので、
円盤を買うことも出来ました。
イベントに参加したのも防衛部が初めてでした。
ライブに参加したり、
いつもよりも貯金を頑張ってコラボの旅行に行ったりもしました。

最初は一種の罪滅ぼしのようなものだと思っていました。

罪滅ぼしや後悔だから、この愛は純粋なものではないのかもしれない。

たかがアニメのことで?って笑われるかもしれないけれど、
好きだって気持ちに変わりはないのに負い目があるっていう、失った想い人に誰かを重ね合わせるような感覚がありました。

でも、結局辿り着いたのは
「私って『美男高校地球防衛部HAPPYKISS』のこと も 大好きなんだな。」
っていうシンプルなものでした。

どう足掻いてもやっぱり好きなものは好きなんだな!
最初は身代わりにしてごめんね!今ではラブもハピキスも大好きなんだよ!

そんな風に半ば開き直って完全に消えた負い目を

忘れて

受け入れて

乗り越えて


そうやって生きていると思ってたんです。



そうです。
ここでようやく本題です。

美男高校地球防衛部LOVE』を満足に応援出来ずに『美男高校地球防衛部HAPPY KISS』を応援して、結果沼の深みにハマったオタクは




SixTONESにハマったKAT-TUNのオタクです。




勿論、2グループは違います。

ただ美男高校地球防衛部HAPPY KISSへのハマり方と
SixTONESへのハマり方が全く同じになってしまったんです。


私がKAT-TUNを好きになったのは「Love Yourself~君が嫌いな君が好き~」のシングルが発売された頃でした。
6人時代の最後のシングルです。

何でもっと前に出会えなかったんだろうって何度も思いました。今でも思ったりします。私が好きになった時にはもう6人での活動がほとんど見れなくなりつつあったので。

元々王道キラキラアイドルに惹かれることが少なかったためKAT-TUN以外のジャニーズは名前を知っているだけで、ハマったりすることもありませんでした。
少年倶楽部の司会が変わってからはJrを見る機会も急激に減って、Kis-My-Ft2A.B.C-Zがデビューしてからは殆どのJrがわからなくなっていました。

そこから3人時代になるまでのことは割愛します。
いつのKAT-TUNも大好きだし、結局誰のことも嫌いにはなれなかった。それでも今は今のKAT-TUNを応援してる。
そんなスタンスでいた矢先。

YouTubeでデビュー組を含めたLIVE配信がありました。
手洗い動画という謎コンテンツにつられて楽しく全LIVEを見ました。

そこで初めてSixTONESをちゃんと見ました。

月並みな感想なら「かっこいい」

それから「このグループでデビューしたんだ」


Twitterである人が呟いていたのを見てデビューしたことは知っていたけれど、ちゃんとは調べられていなくて
申し訳ないけれど、6人をちゃんと認識したのはLIVE配信の後でした。

その後に調べて、見直したKAT-TUNのライブ円盤に彼らが映っていたり、録画していた少クラで亀梨和子のハートを射止めていたり、やっぱりドームで誕生日をお祝いされた彼がいるとわかり、

そして、
彼らがKAT-TUNの曲を沢山歌ってくれていたと知りました。
そのことが純粋に嬉しくて。
違うグループだけど、他のグループよりも共通点が多いように思えたSixTONESに愛着のようなものがわきました。

そうして知れば知るほど好きになってしまって、グループを好きになったと同時にどうしても

「6人組を応援出来るってこういう感覚なのかな」

ってそんな思いがよぎりました。

MVやメイキングや歌番組で好きなグループのメンバーが6人いる!
それを過去の映像じゃなくて、リアルタイムで見れる!
そのことが、自分の中では思いのほか大きく響いてしまいました。

代わりじゃないし、全く違う人たちだ。
そんなことわかりきっているけれど、どうしても重ねてみてしまう。
言い訳をするなら「だって彼らが6人で歌ってくれたから」「もう6人では歌えない曲を6人で歌える人がいたから」

これが初めての経験ならもっと悩んだし、こうしてブログに書くことだって躊躇していたと思います。
でも、経験上、これはそれぞれを大好きになってしまうことがわかってしまいました。

KAT-TUNが大好きなことに変わりはないし、変える予定もないけれど、SixTONESのことももっと大好きになってしまうんだろう。
だって、ハマり方と一種の罪悪感の感じ方が
美男高校地球防衛部HAPPYKISSにハマった時と全く同じなんだから!